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その他・材料

アクリル系水性遮熱性塗料

クールヘクト

「クールヘクト」は、ヒートアイランド対策を目的としたアクリル系水性遮熱性塗料です。
日差しの強い夏季の日中において、太陽光の約 50 % を占める近赤外線を高反射することにより、
路面温度の上昇を抑制します。
特殊なアクリル樹脂エマルジョンを使用することで、従来のアクリル系水性カラー塗料と比較して
耐摩耗性が向上しています。

クールヘクトお寺の写真
特 長
  • 路面温度の上昇を抑制し,舗装体の蓄熱量を減少させます。
  • メンテナンス等が不要なので、維持管理が容易で経済的です。
  • 溶剤を使用していない水性カラー塗料です。
  • 従来のアクリル系水性カラー塗料と比較して、耐摩耗性が良好です。
用 途
  • 歩道、自転車道、駐車場、展示場、公園、テニスコート、など
施工方法
  • 密粒度舗装などの場合は、ゴムレーキ及びハケで塗布し、開粒度舗装では、吹付けで行います。
路面温度上昇抑制のメカニズム
  • 塗料に含まれている特殊顔料が近赤外線を高反射することにより、舗装体の高温化を防ぎます。
    また、熱伝導率の低い中空ガラスバルーンの働きにより、蓄熱量を減少させます。
路面温度上昇抑制のメカニズム 図

クールヘクトの性状

試験項目 試験方法 代表値
指触乾燥時間 JIS K 5600 1 - 1 - 4.3.5 1 時間
硬化乾燥時間 JIS K 5600 1 - 1 - 4.3.5 2 時間
耐摩耗性 JIS K 5600 5 - 9 79 mg
促進耐候性 キセノンランプで 500 時間 照射 ⊿ E 0.56
耐水性 JIS K 5600 6 - 1 異常なし
耐酸性 JIS K 5600 6 - 1 異常なし
耐アルカリ性 JIS K 5600 6 - 1 異常なし
滑り抵抗性 振り子式スキッドレジスタンステスタ 66 BPN
温度低減効果
  • 路面温度上昇の抑制効果について、当社では野外の環境を再現した室内照射試験で検証を
    行いました。
    新規アスファルト混合物が 60 ℃ に達したとき、「クールヘクト」を塗布した混合物は
    50 ℃ 以下となりました。
温度低減効果 グラフ

概略図 -室内照射試験-

施工例

クールヘクトの標準塗布量 ( 1 回あたり ) 0.6 ~ 0.8 kg/m2
ネオフラットの標準塗布量 ( 1 回あたり ) 0.8 ~ 1.0 kg/m2

例 - 1 密粒アスコンの場合 例 - 2 透水性アスコンの場合 例 - 3 テニスコートの場合
クールヘクト 例-1 密粒アスコンの場合 クールヘクト 例-2 透水性アスコンの場合 クールヘクト 例-3 テニスコートの場合

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